心の異常を感じたら

悩む女性

幸せな心を取り戻す方法について

旅行や趣味など、楽しい時間を過ごしている時や美味しいものを食べたとき、人は幸せを感じます。しかし、何をしても楽しくない、趣味に興味がわかなくなった、家族や好きな人といても幸せを感じないという状態に陥ってしまうことがあります。その原因は、いったいどのようなものでしょうか。幸せを感じなくなるのは、うつ病や統合失調症などの精神的病気が原因かもしれません。そのような病気になると、脳の神経伝達物質に異常が出て、憂鬱感や倦怠感が心を支配し、日常的な普通の行動がとれなくなってしまいます。意欲や自尊心が低下し、食事や睡眠なども生きていく上で必ず必要な行動すら出来なくなってしまうのです。そして幸せを感じない状態が続くと、次第に落ち込むことも増え、被害妄想や自己嫌悪に取りつかれ自傷行為に走ってしまうことも珍しくありません。そのように重症化するのを避けるためにも、幸せを感じなくなったと気づいたら、まずは心療内科を受診してみると良いでしょう。自分では気づかないストレスの原因などを知ることが出来るかもしれません。ただし、このような病気はストレスだけが原因とは限りません。突然自律神経が乱れたり、突発的なケガなどが原因となることもあります。精神疾患になってしまうのは異常だと考えず、気軽に病院を受診してみることが大切です。病院では、血液検査や脳の検査など様々な検査を行い異常がないか調べます。また医師と入念なカウンセリングを行い、症状や体の状態を細かくチェックし、適切な治療法を探していきます。

幸せを感じないという状態は非常につらいものですが、病気が原因と分かり治療を行えば、必ず改善していきます。そのためには、心療内科への通院は欠かせません。指定された日には必ず通院し、医師との対話などを通じて少しずつ心をコントロールしていきましょう。処方された薬は指定通り服用し、副作用などが出た場合は速やかに医師に相談する、など適切な対応が必要です。続けていけば、薬にも慣れつらさも軽減していきます。また、症状が重かったり入院が必要な場合によっては、仕事を休職しなくてはならないこともありますが、病気で休職する場合に社会保険会社からもらえる手当などもありますので、賢く利用すればさほどお金に困ることなく治療に専念出来ます。また、病院での治療の他に、自分で価値観を捨ててみるというのも効果的です。自分はダメな人間である、趣味や楽しいことをしても幸せを感じないから不幸である、という価値観を捨て、まずは「生きているだけで幸せなこと」と考えるようにしてみましょう。そこの考えに至ったら、ご飯を食べられて幸せ、暖かい家があることが幸せ、と考えを広げていきましょう。次第に、自分はとても幸せな状況にいるんだと感じることが出来るかもしれません。薬の服用やカウンセリングによる治療も重要ですが、自分に暗示をかけることも有効な治療法の一つです。幸せを追及する権利は、どのような人も持っています。それが出来なくなったとき、自分を責めるのではなく、医療の力を借りて治すということを第一に考えましょう。

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